意外と知られていない?紙のリサイクルの仕組み

古紙やダンボールを回収した後はどうリサイクルされているの?

古紙のリサイクルの過程

新聞や雑誌などは「古紙」と呼ばれ、自治体での回収の際は他のごみと分けるルールになっていると思います。
「紙なんだから燃えないわけがないし、面倒だから燃えるごみに入れてしまおう」とついつい分別を怠ってはいませんか?
古紙の分別には大きな意味があるのです。
新聞やダンボールの分別が必要なのは、リサイクルをするためです。
紙の元々の原料は木材であり、紙を浪費することは守れるはずの資源を失うことに繋がります。

紙はもろく、インクなどを含んでいることもあり、一見リサイクルが難しそうに思えるかもしれませんが、実は広くリサイクルされている素材なのです。
汚れの強いものやビニールなどでコーティングされているものは別ですが、多くの紙が現代の技術によって「古紙パルプ」と呼ばれる原料にされ、新たな製品に生まれ変わっています。

実際、国民のリサイクルへの意識向上や国や企業の環境対策のおかげで、多くの古紙がリサイクルされるようになっています。
古紙の回収率の増加は目覚ましく、1940年代には40パーセントに満たなかった回収率が、現代では80パーセント以上となっています。
回収された古紙の利用率についても、34パーセントから65パーセントと大きく増加しています。

このように、リサイクルにおいて古紙は切り離すことのできない大きな要素です。
一方で、古紙やダンボールの回収が大切なことは理解していても、これらが回収された後どのようにしてリサイクルされるのかまでは深く知らない方も多いと聞きます。
リサイクルの原理を理解していないために、間違った分別をしてしまうこともあるかもしれません。
環境のために、古紙・ダンボールの回収後のゆくえについて確認していきましょう。

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