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紙のリサイクルの必要性

古紙パルプと紙の製造

紙は「パルプ」と呼ばれる原料から作られます。
パルプにはいくつかの種類があり、原料によって分類されています。
主なものは、木材パルプ、非木材パルプ、合成繊維パルプ、古紙パルプです。
木材パルプは針葉樹・広葉樹を細かく砕いて薬品を加え、繊維を取り出して作られます。
非木材パルプは竹やサトウキビなど、針葉樹・広葉樹でない植物から作られるものです。
合成繊維パルプはレーヨンやビニロンなどの合成繊維を用いたものです。
そして古紙パルプが、回収された古紙をリサイクルして再びパルプにされたものになります。

紙は求められる品質や性能によってパルプの種類を使い分けられ、配合の割合を変えられて製造されます。
そして、紙の原料の60パーセントが古紙であると言われています。

古紙パルプの作り方

では、古紙パルプはどのようにして作られるのでしょうか。

まず、古紙を「パルパー」と呼ばれる装置に入れて、温水と薬品によってどろどろに溶かします。
この工程によって、インクや大きなごみを取り除くことができます。
細かいごみは、「スクリーン」と呼ばれる網目状のスリットに通すことで取り除かれます。
続いて、「フローテーター」という泡の出る装置によって、ここまで残ったインクなどが除去され、古紙は繊維だけの状態になります。
その後、薬品によって漂白され、洗浄・脱水の工程を経て古紙パルプと呼ばれる原料になるのです。

古紙パルプは必要に応じて他のパルプと混ぜられた後、ロール状に巻き取られ、ペーパーロールとなってさまざまな製品の原料となります。


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